特定建築資材を掻き落とし切断、または破砕により、除去する作業は、大きく分けて4つの方法があります。このページでは②グローブバッグを使う工法のフローをご紹介します。
- 標準的工法
- グローブバッグを使う工法
- 屋根裏折版を裏張り断熱材を付けたまま除去する方法
- 独立煙突を断熱材をつけたまま除去する方法
グローブバッグを使う工法
特定建築資材を掻き落とし、切断または破砕により除去する作業の手順(グローブバッグを使う工法)
隔離用資材 隔離シート ポイント アスベスト処理作業場を隔離するためのシート。材質は一般的にポリエチレンで、床は厚み0.15mm以上のシートを二重に、壁面は厚み0.08mm以上 (実寸0.1mm) のシートを一重にして使用する。 シートにアスベスト(石綿)が付着したときは、粉じん飛散防止処理剤を表面に散布し、アスベスト(石綿)の再飛散を防止する。使い捨てとし、廃棄時は廃棄袋に、飛散抑制剤等で安定化、二重こん包で特別管理産業廃棄物として処理する。 グローブバッグ ポイント 腕を入れるためのグローブと一体化し ...
石綿 アスベストのこと。「イシワタ」と読むが「セキメン」と読む場合もある。 成型板 セメント、けい酸カルシウムなどに補強繊維材を混合して成形したもの。 耐火被覆 鉄骨の梁や柱などの構造材を耐火性の高い材料で覆うこと。 中皮腫 肺を取り囲む腹部や胸壁の内側を覆う腹膜や心臓及び大血管の起始部を覆う心膜等にできる悪性の腫瘍。 石綿(アスベスト)肺 肺が線維化してしまう肺線維症の一つで、アスベストが原因の肺線維症。 グラスウール ガラスが原料の人工の鉱物繊維。断熱材や吸音材として使用される。 ロックウール 岩石が ...
厚生労働省 アスベスト(石綿)情報 アスベストに関するQ&A 労働安全衛生法関係の法令等(石綿) 石綿飛散漏洩防止対策マニュアル 厚生労働省・国土交通省・環境省「石綿を含有する建築物の解体等に係る届出について 」 建築物等の解体等の作業における石綿対策<改正石綿障害予防規則の概要>(平成21年省令改正) 環境省 石綿(アスベスト)問題への取組 解体等工事を始める前に 建築物の解体等に係る石綿飛散防止対策マニュアル「石綿飛散防止技術にかかわる機器等とその保守管理」 石綿含有廃棄物等処理マニュアル 建 ...
アスベスト除去作業が終了後、 アスベスト(石綿)が飛散しないために細心の注意をする必要があります。 集じん・排気装置の搬出手順について確認をしておきましょう。 負圧集じん・排気装置の搬出のながれ 隔離養生の撤去前に、集じん・排気装置の停止し、1次・2次のフィルタを取外して装置内部を高性能真空掃除機等を用いて清掃する。HEPAフィルタの交換時期が近い場合は、同時に交換する。 交換時、目視で隙間がないか確認し、スモークテスター等を用いてフィルタ面以外からの吸い込みがないかを確認。 確認した項目を整備点検表,整 ...
アスベスト(石綿)含有建材除去において、 安全性保持のために環境省が基本事項チェックリストを作成しています。 アスベスト除去の際に必要な届出や対策に漏れがないようチェックリストをご活用ください。なお、地方公共団体の条例等に個別にマニュアルを作成している場合がありますので、作業前には必ず、作業現場のある該当地方公共団体への確認をおこなってください。 ポイント 大気汚染防止法に係る連絡先:都道府県知事 石綿障害予防規則に係る連絡先:労働基準監督署等 表紙 PDFで見るにはコチラ 事業者の責務 PDFで見るには ...